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スタッフブログ
ひよっこ社労士のヒナコ
社労士会の会報で紹介されていた本著。
ライトノベル風のタイトルと表紙に一瞬たじろぎますが、
なかなかどうして、中身はしっかり読み応えのあるお仕事小説です。
作者は相当しっかり、じっくり、社労士から情報収集したのだと思います。
退職の理由を「自己都合」から「会社都合」に変更してと言ってくる退職者。
タイムカードを打刻してから残業している社員。
店の悪口をSNSにアップしているアルバイト。
育児休業なんてあり得ないと言い放つ社長。
いつもの通勤時と違う経路で怪我をしたため、労災にならなかった青年。
裁量労働制の対象から除外された新人などなど。。。
社労士にとっては、あまりに「あるある」の話題てんこ盛りで、思わず、自分なら何と説明するだろう?と、頭は仕事モードに。
いえ、社労士でなくとも、社会で働く人なら誰でも、身近に起こり得る問題ばかりかもしれません。
文体は第一印象の通り軽快で会話中心。サラッと読めます。
ご興味のある方、いらっしゃいましたら、お貸しします。
h.kamata