決算
締め後分とは
Ⅰ 締め後分とは 締め後分とは、売上を例にとると、前月１６日～当月１５日までの売上に対して毎月請求書を発行している場合(...
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2022年07月24日
決算
決算とは
Ⅰ 決算とは
決算とは、会社や個人事業者の事業活動を会計期間(通常半年や一年）で区切り経営成績（もうけ具合）、企業の財政状態（資金の調達状態とその運用状態）を明らかにするために損益計算書や貸借対照表を作成することを目的とする手続きを指します。なお、毎月、月次で決算を行い事業活動に役立てている場合もあります。
Ⅱ 決算の会計期間
１．個人事業の会計期間は、その年の１月１日から１２月３１日までの期間
２．法人の会計期間は任意で決められるが、上場会社をはじめ３月決算が多い
Ⅲ 決算で作成する主な報告書
貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表
Ⅳ 決算の作業
１．資産
会計期間の末日（以下期末といいます）において預貯金の残高確認、売掛金（本業の取引の未収入金）、その他債権の残高確認、固定資産の減価償却費の計上、有価証券など時価評価するものの確認、棚卸資産の実査、債権の回収期間が１年を超えるものは分けて表示等
２．負債
期末における買掛金（本業の取引の未払金）の残高確認、未払金の有無を確認、債務の支払期間が１年を超えるものは分けて表示
３．収益
期末未計上の収益（売上等）の計上
４．費用
期末未計上の費用（仕入、営業経費など）の計上、固定資産の減価償却費計上、法人税等の計上