会社設立
法人成りのメリット・デメリット
Ⅰ 法人成りのメリット ・社会的信用が高まり、新たな取引先の広がりや売上の増加が見込まれる・収入を個人(個人事業者)のみ...
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2023年05月17日
会社設立
登記も完了し、「さぁこれから事業を始めよう」と思われている起業家の皆さんも多いと思いますが、 会社設立後に振込等の資金移動のためには「法人名義」の銀行口座が必要です。
もちろん個人名義の口座のままでも取引は可能ですが、個人名義のままだと会社と個人の資産の区別がされていないので 管理ができていないのではないかといった不安を、取引先に与えてしまう可能性もあります。
一方で「法人名義」の口座がある場合は会社と個人の資産が分かれていることが明確に判断できるので社会的な信用度が大きく変わります。
「法人名義」の口座を作成できる金融機関は大きく分けて5つあり、「メガバンク」「地方銀行」「信用金庫」「ゆうちょ銀行」「ネット銀行」があります。
「法人名義」の銀行口座は個人口座と比べると審査が厳しく、創業したばかりの新設法人や小規模の法人ですと審査に通らない可能性もあります。
また作成までに時間がかかることも多く、急いで法人名義の口座を作成したくてもできないことも多いため、登記完了後なるべく早めに金融機関に申込をしたほうが良いでしょう。
金融機関によって審査基準に違いがあり、どの金融機関も審査基準は開示していないので一概にどこの金融機関が審査が通りやすいということは言えませんが、 一般的には窓口のある銀行よりネット銀行の方が審査に通りやすい傾向があります。
もちろんそれぞれの金融機関に特徴があるため、どの金融機関で口座開設をするかは、 ご自身の会社の業務内容や取引相手を考慮することも大切ですが、創業したばかりで口座開設したい場合はネット銀行という選択肢をおすすめします。
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