2023年12月18日
スタッフブログ
冬至のかぼちゃと柚子湯
今年は4日後の12月22日が冬至ということで、
冬至についてお話したいと思います。
我が家では、毎年冬至には、
夕飯にかぼちゃの煮物を食べ、柚子湯に入ります。
かぼちゃを食べる風習について詳しく聞いたことはありませんが、
調べたところ、地域によって食べるものは様々あるようです。
冬至に「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われていて、
にんじん、だいこん、れんこん、いんげん、ぎんなん、うどんなど、
栄養をつけ寒い冬を乗り切ると同時に、「運盛り」と言って縁起を担いでいたようです。
かぼちゃは、南瓜(なんきん)とも呼ばれていますので、「ん」がついているからかもしれません。また、栄養面でも優れていてビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪予防にも効果的です。
もう一つの柚子湯ですが、
私は子供のころから「冬至に柚子湯に入ると風邪をひかない」と教えられてきました。
昔からの言い伝えのようで、こちらも調べてみたところ、この風習は銭湯ができた江戸時代に広まったようです。
また、温泉治療の湯治(とうじ)と融通(ゆうずう)が効くで、
「湯に入って、融通よく行こう」という語呂合わせが由来のようです。
もしかしたら、銭湯の客寄せが始まりかもしれません。
柚子湯には血行促進、冷え性緩和、風邪予防の他、皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があるようです。
今年も、我が家では風呂釜故障防止の為、細かい目の洗濯ネットに柚子をゴロゴロ入れて、お湯に浮かべて楽しむ予定ですが、柚子を細かく刻んでさらしの袋に入れて湯に浮かべるのがお肌に効果的のようです。
残念ながら肌が弱い私は、あまり長く柚子湯につかれませんが、風邪予防と縁起を担いで、冬至の夜を過ごしたいと思います。