2024年09月30日
スタッフブログ
23区の火葬事情
先日、テレビで特集されていましたが、東京23区の火葬料金が全国平均に比べ突出して高額であることをご存知でしょうか。
火葬料は自治体によって多少差がありますが、おおよそ無料~20,000円の間だそうです。これは、全国の火葬場の99%が公営によるものだからです。ですが23区の場合、火葬料は現在約90,000円だそうで、9つある火葬場のうち7つが民営であるなど、状況が異なります。
他の都道府県に比べると明らかに高額ですが、ただちょっと考えただけでも、燃料費、人件費、固定資産税の支払、火葬炉の維持費、修繕積立費用・・どれも東京という立地を考慮すると相当な金額になることは容易に想像できるので、民営となればその数字も妥当なのかなと思います。
実際、23区の火葬の約7割は民間の火葬場が担っているとのことなので、民間の火葬場無しでは成り立たない事情があります。また、民間の火葬場は立地やサービスも良いので利用しやすいというメリットもあり、ニーズがあるのも事実です。
実は、7つの民営火葬場のうち6つを経営している東京博善㈱の落合斎場に、相続のご相談についてご案内する弊社のリーフレットを置かせていただいています。葬儀場の中も見学させていただきましたが、とても綺麗で利用者様の多様なニーズに対応されていて、安心して故人を送りだせる施設だなと思いました。最近は、お一人様の方が自分のために見学に来られたりもするそうです。人生の中で何度も行く場所ではありませんが、いつかは必ず行く場所でもあります。見学会なども定期的に開催されているようなので、ご興味のある方はHP等で調べていただくのも良いかもしれません。