2024年07月22日

スタッフブログ

コーヒーとカフェイン

私は普段からコーヒーをよく飲んでいます。コーヒーに眠気覚まし効果を期待して飲む方も多いと思いますが、私の場合は寝る直前にコーヒーを飲んでも爆睡できるほど耐性がついてしまっているので、もはや全く期待していません。単純に、コーヒーの香りや味が好きだから飲んでいます。

コーヒーに含まれる成分・カフェインが覚醒作用を持つことはよく知られていますが、カフェインはアルカロイドと呼ばれる天然の有機化合物の一種です。タバコに含まれるニコチンや、鎮痛剤のモルヒネ、麻薬で知られるコカインもアルカロイドだそうです。そう聞くとカフェインの作用の強さがわかるような気がします。

厚生労働省によると、健康な成人であればカフェインの摂取許容量は1日最大400mg、コーヒーならマグカップで約3杯だそうです。カフェインの効果の持続時間は、個人差はありますが約4時間ほどで、効果がなくなると疲労感と眠気が襲ってくる「カフェインクラッシュ」という現象がおきるので、過剰摂取には注意が必要です。

ちなみに、カフェインは1819年にドイツのルンゲという化学者によって発見されました。当時の日本はというと、徳川家斉が第11代将軍をつとめる江戸時代でした。ルンゲにカフェイン発見のきっかけを与えたのは、ドイツを代表する文豪のゲーテだったそうです。作家・詩人・法律家・政治家であると同時に科学者でもあったゲーテは大変なコーヒー通だったそうで、このことは全日本コーヒー協会HPのコラムにも載っています。ゲーテは親交のあったルンゲに「コーヒーに含まれる、頭を冴えさせる物質の研究をしてはどうか」と、コーヒー豆を一袋あげたのだそうです。

ゲーテのような才能ある人の創作活動をコーヒーが支えていたように、カフェインの効能を活用すれば勉強や仕事のパフォーマンスをあげることも可能です。カフェインの効果に鈍感な私も、コーヒーの飲みすぎに注意しながら、カフェインと上手に付き合っていきたいと思います。

お問い合わせ

サービスのご利用についてのご相談や
お問い合わせなど、お気軽にご相談ください。

電話でのお問い合わせ

0120-35-1388

受付時間 09:00~17:00(月~金)

Webからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

電話やメール、当サイトのフォームを利用した当社への売り込みの一切をお断りしております。