2024年04月22日
スタッフブログ
右利きと左利き
自分は子供のころ左利きだったので、箸や鉛筆を右手で持つよう、親に直された経験があります。
今も自動改札を通るとき、右でタッチするのが分かっていても左手を伸ばしてタッチすることが多い。
なぜ人によって右利きと左利きがあるのか不思議です。
心臓は左とみんな決まっているのに、どこで違ってくるのか謎だと思います。
先日NHK-BSの番組で見たのですが、世界の各国とも左利きはほぼ1割、右利きが9割だそうです。
ただしヒト以外の動物、例えばチンパンジーなどはそこまで差が無く、人間だけの特徴だそうです。
研究によると、右ききが多い理由は2つの説があって、
一つは脳の働きで、言葉をつかさどる左側の脳が発達したので右利きが多くなったという説、
二つ目は道具が右利き用に作られて、訓練することで右利きが多くなるという説です。
どちらの説もなるほどそうかなと思いますが、
遺伝で左利きの人がどんどん減っていなくなるのかというと、そうならないので、謎だそうです。
想像するに、野球などスポーツ、格闘技では左利きが有利な場合があるので、なにか影響しているのかもしれません。
研究が進んで謎が解明されることを期待します。
ちなみに、言葉をつかさどる左側の脳に対して、右側の脳は感情をつかさどるそうで、
表情が豊かに表れるのは顔の左側である、という研究があります。
なので、自撮りとかで笑顔が映えるようにするには左側を撮るとか、
逆にポーカーフェースで感情を見せないときは右側を見せるとよいそうですが、
本当かどうか、試してみていただければと思います。