世界中で楽しまれている『エイプリルフール』をご存じでしょうか。
今日4月1日は、『エイプリルフール』です。この日には人々がいたずらや冗談を交わし、笑いを共有するのが伝統ともいえるお祭りでありイベントです。
エイプリルフールの期限は明確ではありませんが、多くの歴史的な説があります。ここで紹介させていただくのはほんの一部にすぎませんのでもしご興味がありましたら、ぜひネットで検索してみてください。

まず最初に古代ローマの伝統説です。古代ローマでは、春の始まりを祝う祭りがあり人々は仮装をして役割を入れ替え笑いを共有して楽しんでいました。この祭りが、エイプリルフールの楽しい雰囲気の起源になった可能性があります。仮装と聞くと、ハロウィンを連想してしまうのは私だけでしょうか。
次に、フランスのカレンダー改革説をご紹介します。16世紀にカレンダー改革が行われ、新しい年の始まりが1月1日に変更されましたが、この変更を知らない人々が従来の新年である3月25日に新年を祝ったため、からかったり冗談を言ったりする習慣が生まれたと言われています。

実際にあったエイプリルフールの嘘ネタ！
1962年（スウェーデン）カラーテレビが普及する以前のこと、国営放送が「今あるモノクロテレビにストッキングを被せると放送がカラーでみることができる」というフェイクニュース
1980年（スウェーデン）　4月6日にサマータイムが初めて導入される予定にもかかわらず4月1日の日刊紙で1日から導入されたとフェイクニュースを報道したため国内の時計がバラバラの時間を表示し大混乱になった
2008年（イギリス）アデリーペンギンの一部が空を飛ぶ能力を得たという進化論もとづいたいかにも
2019年（アメリカ）マクドナルドがミルクシェイクソースを販売すると発表

他にもたくさんありましたが、ご紹介しきれないのでぜひみなさんも『エイプリルフールの嘘のネタ』を調べてみてください。
エイプリルフールは嘘をついていい日という意味ではなく、笑いと楽しみをもたらす日です。心温まる笑いを得て日々のストレスが緩和されますように。