2024年03月21日
スタッフブログ
インターネット通販にご注意!
皆さんはインターネット通販を利用する機会はあるでしょうか?
私はよく利用するのですが、今回はAmazonで詐欺に遭った?(被害はありません)事例を紹介いたします。
気付いたきっかけは注文内容の確認メールが届いたことでした。
何かを買った直後は読み流してしまうことが多いのですが、直近で何かを買った記憶がなかったのでメールを開いてみました。
メールには高額な(30万円超の)カメラを購入したという内容が載っていたため、即座に詐欺メールだと判断して削除してしまいました。
ただ、削除する瞬間に目に入った住所や名前が正しかったような気がして、もう一度そのメールを開いてみるとやはり正しい情報で送られてきていました。
更にはメーラーシステムにより「このメールはAmazonより送付されていることが保証されています」という通知もあり、送信元のメールアドレスを見てみても特段不審な点はありませんでした。
そこで、メールからではなくブラウザで検索をしてAmazonのアカウントへログインをし、注文履歴を見てみました。
しかし、注文履歴に見覚えのない注文は何もなく、調べてみると注文自体が非表示にされているのではないかという情報に行き当たりました。
その情報元の手順に従って非表示にされた注文履歴を確認すると、先程のカメラは本当に私のアカウントから注文されていることが分かりました。
また、見覚えのない商品が複数「ほしい物リスト」に登録されていました。
すぐにカスタマーサポートへ連絡をし、調査をしてもらったところアカウントへの不審なアクセスが確認されたということで一時的にアカウントを停止してもらい、全ての注文をキャンセルしてもらうことができました。
不正アクセスを防止するための二段階認証も何らかの方法で突破されてしまっているということです。金銭的な被害が出る前に気付いたのでこの詐欺の目的は調べた結果からの推測でしかないのですが、高額商品を注文することでAmazonに登録してあるクレジットカードの限度額を調べてられていたのではないでしょうか。
商品が発送されればカード会社の承認が下りたことになり、配達される前にキャンセルをすれば私が知らない間に注文からキャンセルが正常に行われます。
その後キャンセルをして空いた枠分の換金アイテム(ギフトカードなど)を不正に注文されていたものと考えられます。
私自身そこまでインターネット関係に疎いわけでもなく、普段から詐欺メールなどには注意を払っていたという自負があります。
アカウントのパスワードも複雑な組み合わせにしてありました。
それでも今回のように、本気で狙われてしまえば防ぐことはできないということを知りました。
この一件以降、Amazonにはクレジットカードの情報を記憶させず、事前にチャージした金額までしか使えないプリペイド式のカードを登録することにしています。
皆さんのアカウントにも「非表示にされた注文」がないか、是非一度確認してみてください。