最近、子供の学校通信を読んでいて興味深いなぁと思った「タイムパフォーマンス」について調べて見たので、その話をしたいと思います。私は初めて聞いた言葉だったのですが、今１０代２０代の若い世代を中心に「タイムパフォーマンス」という概念が注目されているそうです。
タイムパフォーマンスとは、「時間対効果」のことで、ものごとに費やす時間とそれにより得られるものや満足度を表す言葉です。
例えば、短い時間で沢山の情報を得られるような、動画の倍速視聴や、動画を見ながらスマホで調べ物をしたり、他の作業と並行しながらみる「ながら見」などをする行為は「タイムパフォーマンスがいい」と言われる行動に当てはまるそうです。
タイムパフォーマンスが重視されるようになった背景には、スマートフォンやPCのようなデジタル技術が進んだことで、さまざまな情報を効率的に収集できるようになった事が要因と言われています。
この考え方は、世代に関係なく、忙しい日々を送りながら、仕事や学業、家庭の両立など時間に追われる人たちにとっても当てはまるのではないかと思います。

少し話は変わりますが、先日家の前に虫がいて、これは何の虫だろうという話を子供としていました。すると、スマホのGoogleカメラで調べようと提案されて、びっくりしました。写真を撮るだけで、似ている虫を出してくれて、とても効率的な調べ方だなと思いました。子供の小学校でも一人一人にﾊﾟｿｺﾝが配られていて、小さい頃から、デジタル技術な身近になってきていて、それを使いこなすスキルも上がってきているな、と感じます。

ただその時は結局分からず、あれでもないこれでもないと図鑑も引っ張り出して調べましたが、図鑑に載っている違うものを見て、これ面白いね〜など、長い時間をかけて盛り上がりました。そして、意外とそういう時に会話しながら見た情報は頭に残ってるなぁとも思いました。
日々の忙しさでタイムパフォーマンスを求める事にも共感できるなと思うのと同時に、ゆっくりと時間をかけて調べたり、やってみる事は大切な時間だなぁとも感じました。効率化する事と、ゆっくり時間を使う事のバランスを大事にして、いい時間の過ごし方をしていきたいなぁと思います。