メタバースがニュースで騒がれるようになってからそれなりな期間が経過しました。

今すぐに誰もがやっているという状況になることはなさそうですが、今後、活用の幅は広がっていくのではないかと思います。

メタバースによって、仮想空間上で活動するようになると、その中で経済活動をするようにもなるかもしれません。そうなると、税務の取り扱いがどうなるのかも問題になっていきます。やりようによっては不当な税逃れにも利用されてしまいそうです。

例えば、

・メタバース上で物やサービスをして売って仮想通貨を受け取る場合の売上の計上時期。在庫の計上。

・メタバース上で会社のようなものを作ってそこから給与を受け取ったりするような形態の収入、費用の計上時期。

・メタバース上で定期的に収入があるようなものを持っている場合の相続税の課税。

新しいものを取り扱う際に、具体的にどう処理するかを考えるためには、そのもの自体を理解してなければいけないので、新しいものにもアンテナを張って勉強していかなければいけないと改めて思いました。

清水