2023年03月06日
スタッフブログ
必殺「ヤシの実割り」
昨年、残念ながらアントニオ猪木さんが亡くなりました。
私が小学生でプロレスを見始めたころ、プロレスと言えば「アントニオ猪木」さんと「ジャイアント馬場」さんでした。
そのジャイアント馬場さんの必殺技に関するエピソードです。
ある時期、ジャイアント馬場さんは、持っている技では勝てない外国人レスラーがいたそうです。新たな技を身に付けるため、ハワイにトレーニング遠征。
ヘッドロックの様な体勢で相手の顔を左足の太ももに押し付け、元ジャイアンツのピッチャーであったことを活かして、ピッチングフォームさながら、相手の顔を押し付けた太もも大きく振り上げ、一気に足を振り下ろすというものでした。
身長209㎝のジャイアント馬場さんの足がマットに着いたときの衝撃たるや凄まじく、ヤシの実でも割れるほど。必殺技「ヤシの実割り」を身に付けたのです。
ハワイの遠征では、文字通りヤシの実を相手の頭に見立て、ヤシの実が割れるまでトレーニングをしたそうです。
その後その外国人レスラーに、必殺技「ヤシの実割り」で見事に勝利。
勝利者インタビューで「ハワイでのトレーニングで、何個のヤシの実を割ったんですか?」と質問されたジャイアント馬場さん。一言、こう答えたそうです。
「ココナッツ(9つ)」
小田