2023年02月13日
スタッフブログ
旧暦の暦について
最近雪が積もった日もあり、まだ寒い日が多いですが、暦の上では立春を迎え暖かい日もあります。
今日は旧暦の暦についてご紹介します。
日本では昔から太陰暦を使っていましたが、明治6年に太陽暦を採用するようになりました。現在の太陽暦は4年に1度閏年があり2月29日があるのに対し、太陰暦では3年に一度13月目があり、暦と季節のずれを調節していました。
旧暦では春夏秋冬の四季をさらに細かく分けた二十四節気があります。その中でも春の二十四節気6つを調べてみました。
「立春」2月4日頃。冬の終わり、春の始まりを意味し、春の気配が立ち始める日という意味です。
「雨水」2月19日頃。立春から数えて15日目ごろ。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味。草木が芽生える頃で、山に積もった雪がゆっくりと溶け出し、田畑を潤します。昔から「雨水」は農耕を始める時期の目安とされていました。
「啓蟄」3月5日頃。冬の間土にこもっていた虫が春の到来を感じて土から出てくることを表しています。
「春分」3月21日頃。一日のうちの昼と夜の長さが同じで、自然を讃え、生物をいつくしむ日とされています。また春分の日はお彼岸の中日にあたることから、ご先祖様を供養したり、お墓参りをしたりする日としても知られています。
「清明」4月5日頃。空が明らかに澄み渡ること。
「穀雨」4月20日頃。穀物を育てる雨を意味します。この時期は前年の秋に蒔いた麦の生長を促す春の雨が降り、清明の頃に蒔いた籾が育っていく頃で恵の雨となります。
このように現在は冬から春へ季節の変わり目です。業界では繁忙期ですが、休日には季節の変化を感じられたら良いと思います。
K.N