2023年01月10日
スタッフブログ
深海の世界
深海の魅力についてお話したいと思います。
深海ははっきりとした定義はないですが水深200m以上のところを深海と呼び、水深6,000mを超えると『超深海』と呼ばれています。
また深海はもう一つの宇宙と呼ばれており、宇宙よりたどり着くのが難しいと言われております。
超深海の深さまでたどり着けたのは、世界で13人だけと言われています。(2020年夏時点)
地球上で一番深い場所と呼ばれているのが、グアム近海のマリアナ海溝と呼ばれる場所です。ここは水深10,983mで、エベレストをひっくり返しても海底につかないほどの深さですので全く想像できないほどの深いです!この場所は地球のマグマからでる200~400度ある熱水と呼ばれるものと有毒ガスが噴出しており、生物にとってはとても過酷な場所です。この場所を熱水噴出孔と呼ぶのですが、この周りに生存しているのは、白い甲殻類と白いイソギンチャクやサンゴなどです。
魚類は主にいません。
あと深海魚についても少しお話させてください。深海魚の中でも有名ですが、”ダイオウイカ”と呼ばれるその名の通り大きなイカなのですが、ある図鑑によると36mのものがいると昔から言われています。現在では世界で13mのものがギネスに登録されてまいます。今後その36mのダイオウイカが発見されるのが楽しみでなりません。
もし深海に興味のある方がいらっしゃったら、東京近郊ですと新江ノ島水族館がおススメです。JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)とこちらの水族館は協力しており、深海魚の飼育をしています。深海についての説明など豊富で、その魅力を存分に楽しめる場所となっております。
お時間ございましたら、ぜひご家族やお子様とお出かけしてみてください!