2025年08月12日

スタッフブログ

東京都文京区

 文京区は東京23区の中央北部に位置しており、閑静な住宅街が広がる地域です。教育機関や文化施設が多く、治安が良いことでファミリー層を中心として人気のある街です。また、都心へのアクセスも良く、自然豊かな公園も点在しており、落ち着いた環境で子育てをしたい方にもおすすめのエリアとして知られています。

 そんな文京区の代表的な施設は、東京ドームや東京大学などが挙げられます。

 東京ドームは、後楽園駅の近くにあり、野球観戦やコンサート、イベントなど、年間を通じて楽しむことができる場所です。さらに、東京ドームの周辺には「東京ドームシティ」と呼ばれる複合施設があり、遊園地、スパ、ショッピングモール、ホテルなど、1日中楽しめるエリアが広がっています。遊園地は入園無料の都市型遊園地となっており、雰囲気だけを味わうこともできます。「スパ ラクーア」は天然温泉を使用しており露天風呂やサウナ、リラクゼーションルームが充実しており、疲れた体を癒すことができる施設となっております。さらに、ショッピングモール「ラクーア」には、ファッション、雑貨、グルメなど多彩なお店が揃っており、雨の日でも快適に過ごせます。「東京ドームホテル」では、東京ドームを一望できる客室や高層階のレストランが人気です。

 一方、東京大学本郷キャンパスは日本を代表する総合大学で、文京区のシンボル的な存在として知られています。そんな東京大学は多くの文豪を輩出しており、「文の京」と呼ばれるように、文学の街としても知られています。例えば、夏目漱石は文京区に住みながら「吾輩は猫である」を執筆しました。この物語は、今の文京区千駄木にあった漱石の旧宅を舞台にしており、現在は「漱石公園」として整備されています。また、「三四郎」では、東京大学に通う若者の目を通して、本郷の街や東京の人間模様が鮮やかに描かれています。作品に登場する赤門や本郷通りは今も変わらぬ姿で残っています。また、森鴎外も今の文京区本郷、千駄木周辺で生活し多くの作品を執筆しました。森鴎外の小説「雁(がん)」はまさに本郷の街を舞台に、医学生の視点から明治の社会と女性の姿を描いています。また、森鴎外が晩年を過ごした自宅「観潮楼(かんちょうろう)」は、現在の「森鴎外記念館」として文京区千駄木で公開され、彼の文学や思想に触れることができます。このように、文京区は、単に文豪が住んでいたという事実だけでなく、彼らの作品世界と現実の風景が重なり合う魅力があります。

 ぜひ、お時間がある際には文京区に足を運んでみてください。ありがとうございました。

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