2025年07月08日
スタッフブログ
面白い本を見つけました。
先日、友人から「ナナメの夕暮れ」というオードリーの若林さんが書かれた本を紹介され、読んでみました。
正直私は芸能人等が出すエッセイ集や自己啓発に近いような本は大嫌いなのですが、いざ読んでみるとかなり面白く、すぐに読み終わってしまいました。
ネガティブでひねくれ者で、常に物事を斜めに見る若林さんですが、自身の物事に対する否定や偏見が、自身の生きづらさに直接的に影響してくると語っています。
本に記載されているエピソードを紹介します。
若林さんはスターバックスでグランデを注文することが恥ずかしくてできないそうです。
何故恥ずかしいと思ってしまうのでしょうか?それは、常日頃若林さんがスタバでグランデを注文する人間に対して、グランデとか言っちゃって気取ってんじゃねぇよと、心の中で他人を馬鹿にしていたからです。
自身の偏見がそのまま自身に跳ね返ってきて、グランデという言葉に自意識過剰になってしまい、恥ずかしさを感じてしまうようになってしまったのです。
若林さんは性格がとことん捻じ曲がっているので、常に心の中で物事に対する否定や偏見を繰り返していたのですが、それらを少しづつ取り払うことで、自意識過剰に苛まれることが少なり、以前よりも人生が楽しくなったと語っています。
面白い本であるとともに、偏見に対する考え方も勉強になりました。