2025年04月14日
スタッフブログ
寄席のススメ
東京でも外国の方をほぼ見かけない場所が弊社池袋事務所のそばにあります。その場所はほかにも新宿、上野、浅草にもあります。
その場所とは寄席です。
年に数回行く程度なので断言していいかはわかりませんが、行くたびにここでは外国の方を見かけないなと思います。もしかしたら通訳や字幕があるわけではなく、いわゆる落語の江戸っ子の話し方などが独特で外国の方にはハードルが高いからかもしれません。
寄席は基本的には落語の割合が多いですが、落語は同じテーマが被らないようにするというルールがあるのと、合間に色物と呼ばれる漫才やマジックなどもあってバラエティに富んだプログラムになっています。
また、落語は江戸時代などが舞台になる古典落語と、現代が舞台になることが多い新作落語があります。落語家で本当にすごい方は人物の演じ分けとか、場面の情景が見えるように思えたりもして、すごい!と思えます。
さて、池袋事務所のそばにある池袋演芸場は小さいホールですが、その分落語をマイクを使わない生の声で聴くことができます。
そのほかの寄席もそれぞれ特色がありますし、ホームページなどで当日や少し先の予定が公開されているので、面白そうと思えたり、知っている人が出ているところに行くとより楽しめるかと思います。
ただし、人気の落語家の方が主任(トリ)のときは前売りで売り切れてしまうこともありますが…。
普段は昼から夕方と夕方から夜の二部制ですが、入れ替えがない場合は昼から夜までいることも可能です。
飲食可なので、食事やおやつを食べながら楽しむことができます(上野の鈴本演芸場と浅草演芸ホールは飲酒も可)。ただし外に出られないので、いろいろと用意して持ち込むのがおすすめです。
休みの日にはお子さん連れのご家族を見かけることもあります。
一度寄席をのぞいてみるのはいかがでしょうか。