2025年01月20日
スタッフブログ
文化の交差点ウズベキスタン
私が海外旅行に行くようになったきっかけの国、ウズベキスタンについて
お話したいと思います。
多くの方が「ウズベキスタンは治安が悪いんじゃないの?」とか「紛争してるんじゃないの?」
といったイメージを持っているかもしれません。しかし、実際は治安が非常に良く、
女性が夜一人で歩いていても大丈夫なほど安全な印象でした。
ウズベキスタンは中央アジアに位置し、シルクロードの経由地として古くから栄えてきました。
中国、インド、ペルシャ、アラビアなどの文化が交差し、多様な文化が発展しました。
首都はタシケントで、人口は約3,400万人。
公用語はウズベク語とロシア語、宗教はイスラム教です。
成田空港からタシケントまで直行便があり、フライト時間はおよそ7時間です。
私が訪れた観光地は、首都タシケント、世界遺産に登録されているサマルカンド、ブハラ、
シャフリサブズの4つの都市です。
タシケントでは、ウズベキスタンの英雄ティムールの騎馬像が中央に立つ、
アミール・ティームール広場や、第二次世界大戦中に抑留されていた日本兵が建設に携わった
ナヴォイ劇場が見どころです。
サマルカンドはウズベキスタン最大の観光都市で「青の都」と呼ばれ、青基調の建築が多数あります。
特に3棟のマドラサ(神学校)が配されるレギスタン広場や英雄ティムールの親族や王朝関係者が
埋葬された青一色のシャーヒズィンダ廟群は壮麗です。
ブハラは古代からの交易都市で、多くの歴史的建造物が残されています。
9世紀に建てられたイスマイール・サーマーニ廟や古代の城であるアルク城がその代表です。
シャフリサブズはティムール帝国の創設者ティムールの生地として知られ、ティムールが建設した
アクサライ宮殿の遺跡や根拠は薄いといわれるティムールの墓などが見どころです。
ウズベキスタンの食文化も魅力の一つです。ピラフやシャシリク、サモサなど、
地域ごとのバリエーションをしむことができます。
また、伝統的な音楽や舞踊、手工芸品も豊かな文化を感じさせてくれます。
日本人には馴染みの薄い国かもしれませんが、ウズベキスタンは非常に魅力的な旅行先です。
主要な観光地だけでなく、マイナーな国への旅も新たな発見があります。
ぜひ一度、ウズベキスタンを訪れてみてください。お勧めいたします。
そして、正露丸を忘れずにお持ちください。きっとあなたの力強い味方となります。