2022年12月12日
スタッフブログ
『笑う門には福来る』/
『笑う門には福来る』は、いつも笑いが絶えない家には自然と幸福がやってくる、いつも朗らかでいればおのずと幸せがやってくるという意味です。また、悲しいことや苦しいことがあっても、希望を失わず朗らかに生きていれば幸せが訪れるという意味もあります。
個々の語句が持つ意味
●「笑う」:笑いが絶えない、いつも笑顔でいる、いつも明るく朗らかでいる
●「門(かど)」家、家族
●「福」:幸福、幸せ
●「来る(きたる)」:こちらにやって来る
この中で「門(かど)」を「もん」と読むと家の門になってしまいますが、「かど」と読むと家・家族・一族・一門という意味になります。本来「カド」とは母屋の前庭(家の前の庭)のことをいい、前庭には福の神が来るよう願う祝祭的空間の役目があったそうです。
そこからイメージするに、最近は庭付き戸建てを所有するご家庭はそう多くはありませんが、自宅の庭に人が集まってバーベキューなどしている姿を思い浮かべます。確かにこういう場にいる人たちは皆笑顔で幸せそうだなと感じます。そして見ている方もなぜか幸せな気分になるのは私だけでしょうか?
我が家も、バーベキューするほどのスペースはないものの、ぎりぎりテーブルと椅子が置けるバルコニーで、主人とお酒を交わしながら、すき焼きパーティー(?)をする事がたまにあります。改めて振り返るとやはりそういう時は二人ともニコニコしてます。福の神様が舞い降りていらっしゃったのかもしれませんね(笑)。
また自分の昔話で恐縮ですが、高校時代、実家を離れ県内でも大変厳しくて有名な器械体操部顧問の元、至近距離の家で3人の共同生活をしていました。
当時は携帯電話などもちろん無く、固定電話もついていなかったので、緊急時の連絡もままならない不便さで、朝から晩まで部活に明け暮れ、家に帰ると(器械体操部なだけに常に痩せていることを求められ)カロリー計算しながらの食事作り、洗濯など、気の休まるところがありませんでした。
そんな時、同様に別の一軒家で共同生活をする双子の姉妹がおり、とても気が合って、「TV(お笑い)番組『〇〇〇〇』絶対面白いから見て!」と紹介されました。それまでお笑い番組的なものを好んでいなかったので、ちょっと信じ難い感じはしたのですが、見てみたらドはまりでした。
それ以来、一緒に大笑いし、お互いに笑かし合いをするようになり、いつしか厳しい下宿生活の中にも楽しみを持てるようになりました。笑いが救ってくれた感じです。
NA税理士法人の社訓にも「朝の挨拶は元気に笑顔で」とあります。私は正に共感しており、これからも大事にしていきたいと思います。