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ガジュマルの木

ガジュマルの木は沖縄や屋久島に自生している植物で、ぷっくらとした幹が絡みつくような形になっていることが特徴です。沖縄ではキジムナーという妖精が住んでいるという言い伝えもあり、幸福の木とされているようです。

沖縄が好きな私は2年ほど前に30㎝弱の小さなかわいい鉢植えを買って、窓際に置いていました。その時に住んでいた部屋はそれほど日当たりも良いわけではなく、鉢を植え替えるほどの成長はありませんでした。

翌年の春、新しい部屋に引越しをしたところ今度はとても日当たりの良い部屋で、窓際に置いたガジュマルは見る見るうちに1mほどに育ちました。

大きくなって喜んでいたのですが、良く調べてみるとガジュマルは上に伸びるのはよくないようで、高さが出ると根が成長できないので枝を剪定するか、あまりにも伸びてしまった場合丸坊主にするという対処方法をとると書いてありました。

自分を納得させるのに時間がかかりましたが、半泣き状態で枝切りばさみで葉っぱ1枚だけ残し、丸坊主にしました。

はじめはとても不安でした。ホームセンターで切り口に塗るお薬を買ってきて雑菌が張らないようにしたり、水をあげる間隔を多めにとったりしたりしました。

そうこうして2週間がたとうとしたくらいに、ほんのちっちゃな緑色が見えるようになり、その日からちょこちょこと何箇所も小さな芽が出てきました。また明るい気持ちになりました。初めからちゃんと調べて、伸びるそばから剪定してあげればよかったと反省をしつつ、このかわいいガジュマルの木のシーズン2を優しく見守ろうと思っています。布川

ガジュマルの木
5月30日
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