代表税理士ブログ

黒字の法人割合|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

国税庁が毎年公表している「会社標本調査」の平成30年分の話です。

黒字法人の割合は38%で、8年連続して割合が増えています。

8年連続で割合が増えているとはいえ、まだ38%。10社のうち黒字は4社弱です。

ということは、62%、10社のうち6社は赤字・・ということです。

みなさん、この割合をどう思いますか?

赤字続きで事業継続できるのか、社員を守れるのか、経営者としての責務を果たしているのか・・。

コロナウィルスのような想定外のできごとがあったときに、社員を守れるのか。

経営者して、またお客様の経営支援に力を入れている税理士として、この数字はとても考えさせられます。

業界の大先輩が3期連続の赤字はいけない、と仰っていました。

景気動向に左右されずに黒字が継続できる経営をしないといけないです。

今年の数字が公表されるのは2年後だと思いますが、コロナウィルスの影響でどのくらい悪化するのか・・、数字を見るのが怖いですね。

平時から経営に対する姿勢、考え方が大切ですね。

経営者の修行の道は続きます。

一倉定先生の言葉|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

一倉先生の”経営三種の神器”の三番目は、経営計画書です。

当事務所にも経営計画書があります。

数年前に業界の大先輩の研修に参加し、経営計画書の大切さの話を聞き、作成しました。

当税理士法人は5月決算なので6月からの新しい事業年度用に新しい経営計画書を準備中です。

経営計画書は社長が作成する、と一倉先生は仰っています。

経営計画書の作成は大変な作業です。会社のこと、事業の事を一番よく知っている社長が作るのです。

私も初めての時は、研修に参加した大先輩の事務所の経営計画書を真似て作成しました。

その後、毎年決算の都度、内容を足したり、引いたり、変えたりして改良しています。

結構なエネルギーが要ります。が事業のためには必要なエネルギーです。

このまま書くと長くなりすぎるので、次回に続きます。