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スタッフブログ
高卒の新入社員
4月2日から高卒の新入社員が2名入社しました。
私が同じ年齢のころは、まだ大学入学したてでお金を稼ぐ、働くということがどういうことかなど、まったく知りませんでした。
それに比べると、同じ年齢で働いているということは素晴らしいことである同時に、本人にとっては大変なことだろうと思います。
私自身がまだまだ、勉強中で到らない点が多い中ではありますが、新入社員の方の成長の助けとなるようサポートしていきながら、自分自身も一緒に成長していければよいと思いました。そのためにも、より一層、努力、勉強して行かなければいけないと思いました。
清水
春ですが、読書について……。
弊社では毎週月曜日の朝礼後、当番制で職員の3分間スピーチがあります。
本日は、私が担当でした。今回の題材は、『読書について』。
前回のスピーチで展覧会のことを話したところ、「美術に関心があるのなら」と先輩から本をお借りする機会がありました。それが、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』と『ジヴェルニーの食卓』でした。『楽園のカンヴァス』はルソーの絵画にまつわるミステリー、『ジヴェルニーの食卓』はマティス、ドガ、セザンヌ、モネを彼らの身近にいた女性の視点で語る短編集。どちらも書店や図書館に赴いたとしても、普段の私なら手に取らない作品で、新鮮な読み応えでした。
読み始めてすぐ、脳の何処とも知れない場所が、確かに動いたのを感じました。暫く動かさなかった歯車が回り出した感覚です。
ああ、『物語』を読んでいなかったんだなぁ――そう思いました。
想像力の欠落が著しかった、それに愕然としました。依然は小説を読んでいるとその情景がぼんやりと脳裏に浮かんでいましたが、今回は暫し文字を追うばかり。読み進めるうちに戻っていく「行間を読む」、「情景、心情を想像する」という感覚を、脳が動いた、歯車が回ったと感じられたのだと思います。
今回この感覚を明確に知覚できたのは、自分ではない他者の視点が選んだ作品であったことも大きかったと思います。未知の著作に出会わせて下さった先輩に、心より感謝申し上げます。
知識、知恵、想像力――そういったものを培うのに、「読書」は大きな一助になると私は考えています。
これからも本は選り好みせず、読み続けていきたいと思います。
ちなみに、本をお借りしたお礼として私が先輩にお貸しした本は、夢枕獏さんの『陰陽師』と京極夏彦さんの『姑獲鳥の夏』。文体は、前者は余白が独特の雰囲気を醸し出し、超然としつつも時に可笑しく時に物悲しい作品で、後者は情報が過不足なくみっしりと詰まっていて、難解なのに読みやすいという不可思議な作品です。機会があれば是非。双方ともに映画化されていますので、映像作品から触れるのもひとつの楽しみ方かと思います。
Y.
平成30年4月開催セミナーのご案内
中森・荒井税理士法人のセミナー開催情報です。
事務所にて毎月定期的に開催しております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
今月のテーマは、
第1部 「就業規則と雇用契約書 ~将来のトラブルを防ぐためのルール作成~ 」
第2部 「未来会計 ~会社の未来を見据え、今やるべき事とは~ 」
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お申し込み用紙は、こちらセミナー申込書よりお願い致します。
研修会担当:井上・石川