先週末、久しぶりに新潟の実家に帰った際、

軒下に、栃の実が干してありました。

栗に似た見た目ですが、栗の先端の尖った部分が丸くて、

光沢のある木の実です。

子供の頃は、頂き物の栃餅をよく食べましたが、

木の実の形の実物を見たのは初めてでした。

母も、初めて、栃餅作りにチャレンジしているそうです。

知人に聞いたり、you tubeを見たりして、見様見真似で作っているのですが、

とにかく工程が大変で、

①数日間水に漬け　②天日干し数日間　③皮をむく　④流水に1週間程度漬け

⑤木灰につけて、灰汁を抜く　⑥砕いて、餅に混ぜます

細かい作業はないですが、とても時間がかかるので

一般家庭では、なかなか大変です。

実は、その見た目と素朴な味わいで、子供の頃はそんなに好きではなかった

のですが、この工程を知ったら、無性に食べたくなりました。

母の栃餅作りは、成功するか怪しいので、

街の和菓子屋などで、売っているのを見かけたら、迷わず購入したいですね。

はまもと