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マレーシアの選挙

私がマレーシアに住んでいた時に、ちょうど総選挙がありましたが、
マレーシアの選挙は、いろいろな点が日本の選挙とは違っていました。

まず選挙運動についてですが、日本で選挙運動といえば、選挙カーや街頭演説などだと思うのですが、

マレーシアでは選挙カーも街頭演説もほとんど見かけませんでした。
候補者の名前や顔写真が載ったポスターもあまりなく、かわりに政党のマークが書かれた旗が

街のいたるところに掲げられていました。

道路わきの街路樹はもちろん、道路の中央分離帯にもたくさん設置されていて、驚きました。

立候補者がかかげる公約も、日本では見られない面白いものがありました。

それは「自分が当選したら、投票日の後の何日間かを祝日にする」というものです。
当時のその選挙でも、祝日を公約にしていたマハティールさんが当選したので、

突然投票日から5連休になりました。

気になったので、マレーシア以外の国の選挙についても調べてみました。

投票しないと罰金が科せられる国やスーパーマーケットで投票ができる国、

酔っぱらって候補者の名前を書き間違えないように選挙の前日はアルコールの販売が禁止される国など

いろいろありました。

実は選挙カーや街頭演説は日本以外ではあまりおこなわれていないこともわかりました。


自分たちの代表者を選ぶという目的は同じでも、国によって選挙にいろいろな違いがあって、

とても面白いなと思いました。

A.T

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