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スタッフブログ
小さいけれど有能
先日、南アフリカへ行ってきました。たくさんの人に踊りなどで歓迎されたり(杖をついたおばあちゃんも踊る!)して滞在を楽しみ、無事に帰国することができました。
写真は、宿泊したホテルなどから撮影した朝日・夕日・夕暮れです。スマホで撮影しましたが実物の方がもっと美しかったです。日が沈む瞬間をゆっくり眺めるのも初めてでした。この時期(南半球なので春)の朝日はイエローで、冬だとオレンジになるそうです。
今回は帰国した際にあった出来事を。
同行した友人があちらのスーパーで購入したリンゴを食べる機会がないままバッグに入れて帰国しました。肉や肉製品は持ち込み禁止で、リンゴなどの植物の持ち込みも制限されているのをご存じでしょうか。そのことに気づいて植物検疫に出向いたところ、経由したところも含めて輸入禁止の国だからとわざわざ持って帰ってきたリンゴはあっさりと没収に…。
そして、手荷物受取のターンテーブルでスーツケースが出てくるのを待っていると付近をビーグル犬が巡回しています。「検疫探知犬」として働く彼らは植物などのにおいを嗅ぎ取って農林水産省の職員にお知らせします。
しばらくすると彼(彼女?)が友人のバッグに近寄ってきて、アピールします。
「何か持ってますか?」
と職員の人に聞かれたので、リンゴを持っていたことや植物検疫に持って行ったことを伝えました。結果それだけで終わったのですが、没収済みでバッグの中にはもうリンゴはなかったのにと、嗅覚のすごさや訓練されたことをちゃんとこなしていることを目の当たりにする出来事でした。
小さいけれど有能な彼ら。でもお世話にならないように海外から帰ってくるときは持ち込み禁止のものに注意しましょう。
K. T.