代表税理士ブログ

経済学を味わう|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

副題は「東大1,2年生に大人気の授業」です。

手元に来た時、ぱらぱらと中を見て、字が小さい、絵がない、ページ数が多い(300弱)であまり気が進まなかったのですが、読み始めると面白かったです。

社会の仕組み(?)や知識としてなんとなく知っていることを明確に言葉で説明してもらい、なるほど、と感じることが多かったです。

大学時代にあまり勉強してこなかった身としては、初めて経済学の勉強をした気分です。

経済学を味わう|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

一倉先生の言葉|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

値段を値切られるのは、値切られるほうが悪い。と仰っています。

厳しい言葉です・・。

解説すると、お客様には誠心誠意のサービスをするのが当たり前ですが、

もしお客様が十分な対価を支払ってくれないのであれば、そのお客様と縁を切るべきだ。

値切られたことでお客様への恨み心がでたら、誠意を尽くすことができない。

だから恨むのではなく、自らの力で新規のお客様を開拓しなければならない、と。

厳しいです、修行の道は続きます。

約束手形廃止?|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

経済産業省が2026年をめどに約束手形の廃止を目指しています。

資金調達法の多様化により、支払手形の発行高は1990年に107兆円をピークに最近では25兆円まで減少しているそうです。

一倉先生は企業の倒産理由に支払手形の存在を挙げています。

資金繰りに大きな影響があるので支払手形を無くすのは簡単ではありませんが、なくす方向で銀行融資を受け、銀行振込での支払いに変更する必要があります。

少なくても「紙」の支払手形から電子記録債権に早めに切り替えるべきです。

手形帳の購入や管理の手間が省けます。

支払手形を止めるメリットもあるので、積極的に対応を考えていただきたいです。

雄気堂々(上)(下)|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

今年のNHK大河ドラマの主人公渋沢栄一氏の半生を城山三郎氏が描いた伝記文学です。

面白いし、勉強になりましたが、上下2巻で長かったです・・。

埼玉県在住なので以前から、埼玉県出身の渋沢氏には勝手に親近感を持っていました。

氏は、江戸時代の末期から明治期の激動の日本の中で、数年に渡る海外留学時に得た知見に基づき多くの企業設立に係わり、日本経済の近代化に大きく貢献した偉人と考えています。

江戸時代の身分制度の時代に生まれなかった幸せ感じます。

雄気堂々(上)(下)|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

資本金を1億円に減資すると|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ

コロナウィルスの影響を大きく受けている大企業なかに資本金を1億円に減資する企業が出てきています。

理由は資本金を1億円以下にすると税務上の取り扱いが中小企業となり、税務上の優遇が受けられるから、と言われています。

売上高が蒸発し財務内容が毀損しているので、資金流失を減らすためです。

大企業といえども事業の継続・雇用確保のためにはできることはやっていく、ということでしょうか。

厳しい時代ですね。