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代表税理士ブログ
ビュールレ・コレクションと「縁」|代表税理士のブログ。「出来ない」と言わない税理士法人へようこそ
国立新美術館のビュールレ・コレクションに行ってきました。
東京は2月半ばから5月7日の開催で、もっと早く行きたかったのですが、結果として閉幕ぎりぎりになってしまいました。
ビュールレさんはドイツ出身で、その後スイス過ごした実業家です。
その実業家の個人のコレクションがビュールレ・コレクションです。
コレクションの内容もすばらしいですが、私が一番興味を持ったのはビュールレさんが実業家になった切っ掛けです。
大学で美術史等を勉強した後、徴兵され第一次世界大戦に従軍したときに滞在した銀行家の娘と結婚し、その銀行家から業績不振の商社の再建を託されたそうです。
その後、商社で武器を扱いみごとに再建し絵画の収集を始めたそうです。
職業軍人ではないので徴兵は望んだものではなかったと思いますが、従軍中に銀行家とその娘との出会いがなかったら今のビュールレ・コレクションはなかったかもしれません。
人生の妙を感じます。
人との出会いの「縁」から実業家として成功したのだと思うと、経営者は「縁」が大切だな、と思わずにいられません。
私も今までにいろいろな「縁」に恵まれ、現在に至っています。
頂いた「縁」を大切にして、感謝の気持ちを持ち続けていくとともに、これからの新しい「縁」を楽しみにしています。
ちなみに私が一番気に入ったのがこの作品、ゴッホの「花咲くマロニエの枝」です。